GRA Japan chapter

Manu

過去の取り組み

2020.8.27第23回日本臨床救急医学会総会・学術集会でGRA Japan Chapterについて紹介をしました。

GRA Japan Chapter(GRA日本支部設立)を立ち上げた背景、目的、GRAが掲げる10ステップについて、GRA Japan Chapterのメンバーが説明をした動画をご覧いただけます。動画の中には、GRAの母体であるResuscitation Academyの事務局長、Ann DollさんからGRA Japan Chapter設立のメッセージもあります。是非、ここをクリックしてご覧ください。 

プログラム

Global Resuscitation Alliance −日本支部の立ち上げ〜課題と展望〜

GRA日本支部設立のご挨拶 帝京大学 医学部救急医学講座:坂本 哲也
GRA日本支部設立の目的と取り組み 救急救命九州研修所:畑中 哲生
日本の院外心停止の概要と課題 京都大学大学院医学研究科 人間健康科学系専攻 クリティカルケア看護学分野:西山 知佳
GRAの10ステップを活用した日本の病院前救急医療体制の改善 救急救命東京研修所:田邉 晴山
日本における口頭指導下のバイスタンダーCPRの向上を目指して 奈良県立医科大学 救急医学教室・高度救命救急センター:福島 英賢

2019.12.9Global Resuscitation Alliance meetingに参加しました

GRAの母体、Resuscitation Academyの本拠地であるシアトル(ワシントン大学)で会議がありました。
GRAの活動を行っている世界各国から、研究者、実務者が38名が集まり各国の現状、取り組みを紹介して意見交換を行いました。日本からは5名が参加しました。

  • エビデンスでいいといわれていることを、現実社会で実装することに、それぞれの国が苦戦していることが分かった。
  • 目標を掲げそれに到達するように取り組み、評価するPDCAサイクルを回すことは重要。まずは「取り組もう」とするみんなの「雰囲気作り」、「環境調整」が重要である。
  • 目標はいきなり達するわけではなく、1%でもいいから改善すればいいというぐらいの気持ちで取り組む。などなど。
    会議後、掲げられたゴールは
      1.市民によるAED使用割合を5年で2倍に増やそう!
      2.救急隊が行うHigh-performace CPRの割合を高めよう!

日本で、GRAが掲げる10ステップを広げるには、どうしたらいいか、メンバーで一同で考え取り組みたいと思います。今後の取り組みにご期待下さい。

2019.12.9 Global Resuscitation Alliance meetingに参加しました