実際に心停止となり生還された方やその家族、大切な方を亡くされた方からのメッセージです。心臓突然死はある日、突然、誰にでも訪れる可能性があります。大切なメッセージを、一人での多くの方に届け、心肺蘇生を広めることの大切さを、身近に感じていただきたいと願っています。
愛知万博会場で、心臓マッサージとAEDによって救命された私は、何の後遺症もなく今まで通り元気に過ごしています。
AEDのすばらしさを、身をもって体験した私は、この活動を広めたいと強く願っています。
私の中学生の娘と小学生の息子は心肺蘇生法の講習会を受けています。しかし、それは特別な事なのです。子供たちには学校で学ぶ普通の事として受け入れていって欲しいと思います。小中学生から始める心肺蘇生法は、突然死から多くの人を救う確かな歩みとなるはずです。AEDの設置の広がりと共に、心肺蘇生法を行う事ができる人の輪を広げる事が急務となっています。
このすばらしい活動の主旨をご理解頂きご協力をお願いいたします。
2008/1/31:牛田さんのお嬢様の作文が新聞に掲載されました。
高校野球の試合中、息子の左胸に打球が直撃し、心肺停止状態になりました。一度は愛しい命を失いかけ、心肺蘇生法とAED使用によって救える命があることを知りました。
たくさんの愛しい人が過ごし、学ぶ、町や学校に一つでも多くAEDを設置し、一人でも多く心肺蘇生法ができる勇気を持てたらどんなにすばらしいことでしょう。
AED設置にも、単なる奇跡ではなく、命を繋げる為に呼びかけたすばらしい軌跡があります。
私達もこれからひとつでも多くの命を繋げていきたいと願っています。
2004年5月、17歳の息子はたくさんの思い出を残し、私達の元を駆け抜けて逝きました。スポーツ中の突然死でした。
息子が旅立ってすぐに「AED」を知りました。そして、「勇気を出せば救える命がある」という事を知りました。
目の前で人が倒れた時、その人を救命するために必要なのは難しい言葉や、複雑なスキルではありません。あなたの2本の腕と少しの知識、そして一歩踏み出す勇気です。あなたの勇気で大切な命を明日に繋げる事が出来るのです。
心肺蘇生法を学び、AEDを知ることで一人でも多くの人が「救命の心」を持って下さることを願っております。
救える命があります つながる命があります
2002年9月6日 16歳の誕生日 娘は体育祭で走った後意識を失い倒れこみました。「心室細動」が原因でした。
その4日後、娘は旅立ちました。
AEDがあることを知りながらも悲しみや怒りで一歩も前に進めなかったとき、「知識より意識 資格より自覚。声を出していくことで世の中は変わっていけるよ」と仲間が背中をおしてくれました。
娘を助けてやれなかった私にできることは側にいる普通の人でも命をつなげるためにできることがあるということを伝えていけたらと思っています。
他人の命をみんなで救える社会にすることで、自分の命は他人に守られているということを知ってもらいたいと思います。
さくら様のホームページ
【除細動器AED普及推進】